春うららの釣り


 今日は爺Bさんとの釣りだ。大体火曜日か水曜日がBさんとの釣りになる。彼も週一回の釣りを命の洗濯と呼んで楽しみにしている。さあて、何処にしようかと考えたが、前回行った渓がとても美しかったので、ここにすることを提案した。Bさんは夜の遅い仕事なんで、いつも朝はゆっくりめになる。年寄りにとっては、鳥みたいな早起きはしにくいし、渓の遡行も危険だ。で、7時とか8時にBさん宅へ迎えに行くのが常だ。

今まで入った事が無い場所から臨むことにした。深い淵と流れ込みのあるところだから期待が持てた。

 一見、険しそうに見えるが遡上は楽だ

手前の右端で掛かる 。

爺Bさんも殺気を込めて狙ってるな!あんまし、殺気があると魚に気づかれると言いますがねぇ・・・

し、しかし・・・やったぁ!ここの奥でしぶとくゲット。

 おめでとう!!

しばらく遡上したが、堰堤に行き当たり、そこで撤退しました。ついで上流部へと車を走らせる。あちこちの淵を拾い釣りしながら、美しい渓を目指す。

狭い林道に車を停めて、上と下へ分かれた。このあたりの渓相は抜群で、いかにも釣れそうだが、甘くない。渋柿を食ったオジイみたいな顔しながら遡行する。

 

明るい杉木立の中を歩くのは気持ちが良い。ところどころに昔の生活の跡を偲ばせる石垣がそのまま残されているのには、心痛むものがある。

 

石垣の脇を辿れば、かつての水場であろうか。生活するに十分な美しい水が流れている。

 

今日はポカポカ陽気で、釣りをしてると暑いほどだが、快適な一日だった。

 

別の支流へ入ってチョイ釣りをして納竿とした。爺Bさん、ここでも1尾掛けたようだ。

 

今晩のお酒のお供。

1.アマゴのムニエル(アマゴ料理としては、これが一番だと思うです、ハイ。個人的けんかいですけど)

2.土筆(つくし)の煮物

3.クレソンのお浸し(左端の皿に乗っているがよく見えない!とがんもどき)

土筆もクレソンも川で取ってきたもの。中央のコップに入っているのは実はチェーサーの水。最近日本酒を飲むときに合わせてコップの水を飲んでおります。

そうすると悪酔いせずに、結構酔い覚めが早いので、食後インターネットでの囲碁が楽しめます。


 

 

 

   
 

銀次郎釣り話トップへ

   
   
inserted by FC2 system