ギター

久しぶりに疲れたぁ〜って感じになりました。実は、去年の10月頃からギターを作るプロジェクトを立ち上げた。と言っても、プロジェクトは自分の心の中にあり、外からは見えない。彫金を始めて10年。今まで納得の行った作品と言うものも、取り上げて言うべきものもない。ただ、やはり人様からこれを作って欲しいと言われたものは力が入る。そうしたものは幾つかあった。バンド・リーダーから言われていた。ステージに立って演奏するとき、ジャケットの襟につけるギターが欲しいと。5人のバンドメンバーなので5つ作らないといけない。精神的に負担になっていた。それでも彼の顔を見るたびに早くなんとかしないといけないなぁ〜と思っていながら手がつかない。頭の中でギターをイメージするが、こうしたら良いというイメージが湧かない。しか〜しである。ツイに作り始めたのである。ギターの宿題がアタマに重くのしかかって他の彫金作品を作れない。そんな時期がこの4ヶ月ほどだった。なんとかカッコがついた。お見せします。裏にはこのバンドのネームが刻み込んである。大きさはマッチ箱とほぼ同じ。それに弦を張った。最初はステンレスの弦にするつもりだった。でも、それはとても難しい。弾性が強すぎて張り切れないのだ。で、釣のテグスを弦にしてみた。今のところ伸びもせず綺麗に張れている。弾くと僅かだが音さえするではないか!ま、こんなところかな。明日から残り4個の製作に励みます。

 

山田屋っていうのは、香川県の八栗にある饂飩屋。そこのマッチにマッチするか?なぁ〜んて冗談言ってるバヤイではないぞ。真面目にやんないとね。これあと4個作んないと叱られるし、魚釣りにいけないぞぉ〜。間もなく、5台のギターのそろい踏みをお目に掛けましょう。
5つのギター・・・嫁入り前の勢ぞろいです。

 

   
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