二階建て・純金飾りペンダント
1.5cm×1.5cmの小さいペンダント・トップです。二階建て構造で、二階の板に四角い窓があります。窓の周辺に純金で飾りつけをしました。純金板をローラーで薄く圧延して、ナイフで切り出して、銀板に焼付け密着させました。韓国の彫金技術でKum Booと呼ばれているらしいです。
金を多用すると品がなくなる。キンピカすれば良いってもんぢゃないところが、むづかしいです。<拡大画像>
アマゴのペンダント
あまごのパーマークをKum Booであしらうことにしました。アマゴのボディを純銀と950シルバーで作って地金に対する接着性を実験してみましたが、いずれも好結果が得られました。金硝しと違って、金の厚みが感じられるので重厚さが表現できるのと、細かいパターンにはKum Booが勝っているように思います。
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A Winter Nightペンダント
暗い空から絶え間なく降る雪。家の屋根は綿帽子のような雪で覆われています。それぞれの家からは暖かな光が漏れて、厳しい冬に負けない明日への希望に満ちている。そんな雰囲気を表してみたかったんですね。窓の明かりはKum Booですが、地金が赤銅の場合、純銀と同じ温度ではうまく密着しませんでした。 April15/2005
赤銅、黒四分一、純銀象嵌、Kum Boo、緑青液による煮込み着色